I think so 思う

めざせもののほん

よかったもの2024

買ってよかったもの

液晶ディスプレイ付きケーブル

社用PC付属のACアダプタを封印するために、60Wに耐えることを条件に選んだ、L字型コネクタのシリコンケーブル。窓は全くもって必須ではない。テンションは上がる。

280blocker

iPhoneアプリ(ブラウザ)。広告ブロッカーへの賛否はあれど、不快指数が限界突破した広告群が消滅する魅力に抗えず愛用中。 280blocker.net

Redmi buds 6 Lite

ワイヤレスイヤホン。安いものの必要十分な性能、「これでええやん」という気持ちになる。 たとえば、現在はこれに加えてEcho Buds, EarFun Air Pro3を使っている。このうち、Air Pro3はおよそ8,000円で購入したわけであるが、これの3倍以上の価値があるのかは全く持って不明である。今後イヤホンを買う際は毎回、これを念頭に置いたオリバ理論と戦う必要が生じる。

MacBookAir

2016年購入のMBPが力尽きたので買換え。MacBookありきで選んだためWindowsノート等と比較した場合のコスパは不明ですが、所有感に勝るものなし。よかった。オリバ理論なんて気にするな。外付けハブに1TBのmicro SDを差して容量を水増ししている。

ステーション付きジェネリックルンバ

数年ぶりに買い替えるだけで、賢くなり方がすごい。ゴミステーションはメンテナンス頻度を圧倒的に下げられるのでかなりよかった。 あと、モップ掛けはクイックルワイパーの使い捨てシートを使い捨てるとよいゾ。

はじめてよかったものごと

Audible

今年から本格的に使い始めた、オーディオブックサービス。ながら聞きにより、読書のハードルが下がり、読書量UPへの貢献は大きかった。だいたい2倍〜2.5倍で聴く。横文字や数字の聞き取りが苦手であるという(個人的?)特性はあるものの、そのときは個別に速度を落としたり、巻き戻したり、と対策を講じている。 読書を全部これに寄せるというより、インプットや娯楽の一つの手段として捉えて組み込むと丁度良いかなと思う。 月額1500円とまあまあかかるけど、無料期間もあるのでやってみて合わないならやめるのがおすすめです。

私的おすすめ

Obsidian

メモ管理アプリ。データを人質に取られることなく、汎用形式でローカルに管理したいとの気持ちから、Evernoteを脱出。その移転先として。 ノート同士の結び付きを重視する形式であり、個人的にはEvernoteよりもよいと感じる。 iPhoneからメモ確認のためにiCloudに月150円課金しているが、Evernote時代から固定費を大幅削減できた副次効果も。詳しくは下記読んでください。 honeshabri.hatenablog.com

習慣を作り記録する

日記を書く、本を読む、筋トレするetcを習慣化アプリに登録して記録。「何もしていない」「仕事しかできなかった」日を、「歯を磨きながらスクワット」「風呂に入りながらオーディブル」「寝る前のAnki」によって、僅かでも進捗を生み出した一日に変えてくれる。

Streaks

Streaks

  • Crunchy Bagel
  • ヘルスケア/フィットネス
  • ¥1,000
apps.apple.com

集中を測定する

「集中できた」「捗った」を定量化する試み。ポモドーロ・テクニックを集中力の向上ではなく、測定・管理に使用する。 仕事がはかどらなかった場合も、トラブル対応等でやむを得ないケースも多く、そういうのを切り離せるという意味でもよかった。測定できなければ、評価もできない。

参考:うまくいっている状態を定義する - Konifar's ZATSU

再読する

今年の私的タイトルだけ大賞、「再読だけが創造的な読書術である」。(読み終わっていない)

ふと思い立った結果のS&Mシリーズの再聴、「そして二人だけになった」「アルゴリズム思考術」の再読は、想像していた以上に豊かな読書体験だった。 初読ならではの体験があるのと同様に、再読ならではの良さもある。Audibleと組み合わせるのもよさそうである。

総括

総じてよい1年だった。2025年もよい年にしたい。 とかくAudibleはおすすめです。

調べた言葉を溜めておく

……ということをここ最近、やっていた。 全く知らなかった言葉から、普通に使っていたけれどふと辞書的意味が気になったものまで、調べてひとかたまりのメモにしておく。見返すと当然のように脈絡がないことも相まって面白い。 色々なところから適当にコピペしていたので内容は削ってリストだけ置いておく。あといくつ、語彙を得て失って生きられるだろうか。

ご報告

■ 応援してくださる皆様へ

特にご報告事項はありません。以上ご報告でした。

■その他近況

キャリア二段階右折以降、特に動きはない。直近、特に今月などは自分比で労働時間長めであったものの、上には上がいるし、弊社が誇る「俺がXX時間以上超過労働すると上司の査定に直撃する」システムにより、比較的安寧が保たれている(ということにする)。そのしわ寄せはどこから来てどこに行くのか、考えてもきりがないため、深入りするのはやめておく。


以下蛇足

■その他1 誰にとって必要でなくとも他ならぬ俺にとってとってもよかったものシリーズ

●Spottizmo!

iPhoneで使えるgpsロガーアプリ。必要十分な機能を持っており愛用していたがiPhone13にしたら動作対象外に。R.I.P



●Useb-c to magsafe2ケーブル

どんどん化石に近づいていく、愛用のMBP(Early2015)を充電するためのケーブル。今更誰が使っているのか、化石のようなMagSafe2。
専用の充電器がイカれたので買い換えるしかないがいつ使えなくなるともわからんし……と思っていたが、この類のケーブルを使えば、充電器は窒化ガリウムのやつが使えてコンパクトかつ使い回しが聞いて最高。



● 排水溝フタのステンレスバージョン

ある瞬間から異常に汚れやすくなり、しかし賃貸だから捨てるわけにもいかず代替品もないし我慢するより他ないか……と考えていたところ、ありました、こういうやつ。
備え付けのプラゴミは戸棚の奥深くに封印しておけば良いだけ、コロンブスの卵、パラダイムシフトや!!!と話題。週2回、生ゴミの日前日に感動を味わえるので異常なコスパ



●リュックの紐が余ってるのを留めるやつ

クリッパで喫茶店のテーブルとかにかけた時、余った紐が垂れて地面につくのが地味にストレスだったところこれで解決。



●微妙に高くて四角い紙

飽きもせず万年筆を使うにあたり、コピー用紙では書き心地が悪くアガらないのでイマイチ。高すぎはしないが、けして安くもないこのペーパーブロックを愛用中。メモ・書きなぐりが主なのでノートタイプよりもこっちのが合っていると感じる。A4用紙短辺四方よりちょい小さいサイズ感。
正方形なので、データ化したときのサムネの収まりがよい、余白少なく使い切れるなどの点もいい。



■その他2 最近課金したマンガ

●べー革

高校野球の副読本にちょうどいいので夏の甲子園に合わせて読んでください

●Thisコミュニケーション

主人公がずっと最悪で最高です

できればムカつかずに生きたいし、読みたいものを書きたい

タイトルだけ大賞なる賞があり、そもそもその存在自体が面白い。できる男は乳首で決まる、どういう人生を歩んだらその題で出版しようという意思決定に至るのだろうか。

さて、一番好きな本は何かという問いは、一般に極めて答えるのが難しいと思うし、実際非常に悩むところだ。しかし、一番好きな「本のタイトル」と問われれば、即答できる。「できればムカつかずに生きたい」である。

高校時代、本を読むのが好きだった。が、本屋で新刊を買っているとあっという間に金が尽きてしまう。友人や先生から借りたりもしつつ、もっぱらブックオフで100円コーナーを徘徊するのが好きだった。その際、文庫本コーナーに並べられていたこの一冊、正確にはその背表紙を見て、電撃に打たれたような感動を覚え、即座に購入し、しかしそのあまりのタイトルの良さから逆にすぐに読むことはせず、1週間くらい寝かせてから読んだ記憶すらある。

他方、肝心の中身はいまいち面白くなく、なんなら読み切ってすらいない、多分。積ん読本は、主にkindle上に一定数あるが、人生において、買ったのに読みきらなかった(し今後も読まないであろう)本は「できれば〜」と「親不孝通りディテクティブ」だけである。(前者を読みきらなかったのはシンプルに面白くなかったからで、後者は親不孝通りというネーミングがイカすと思って買ったあと、普通に福岡の地名と知って気持ちが萎えたような薄ぼんやりした記憶がある。今調べたら後者のAmazonレビューは★3.5であった。今更に読む理由としては、少し弱い。)

しかし、そのタイトルに対する感動は本物で、就職活動中のとある面接で、座右の銘を問われたときに「できれば〜」と回答したこともある。なお、めちゃくちゃスベったし、ついでに選考自体もスベった。

「読みたいことを、書けば良い」も、久しぶりにタイトルだけで購入する価値があると感じたくらい、痺れた一節だった。なぜなら、自分の文章を読むのが好きだからである。これは大学生の頃に自覚した性質であるものの、むしろもっと前からそうだったのかもしれない。別に作文が好きだったわけではない。いつも読書感想文が苦手だった。しかし、もしかしたらツイッターを10年以上やっているのも、たまにこうして記事を書くのも、自分の文章を読み返すのが好きだから、という理由に他ならないのかもしれぬ。

「できれば〜」と違い、中身もそれなりに面白かった「読みたいことを〜」の中で響いたのは「面白いことを書きたければ、徹底的に調べ尽くして書け」というメッセージ。もし何も調べずに書くなら、自分のことや自分だけの実体験について語る文章の方が、誰でも書ける内容よりも、多分面白い。

しかし全く調べていない、まるで調べられていない、調べる気もない、これからもそんな駄文を書き続けるし、できればアフィリエイトリンクから買い物をしてほしい。現状、本blogは概算時給10円でお送りされております。餌が全く出ないボタンより、ごく低確率で排出されるボタンのほうが、サルの心を惹きつけるらしい、なんて話を思い出す。

しかし1年後の自分も、「自分が読みたかったから」書かれたこの文章を読んで、ニヤリとしてくれると信じている。

読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術

いつかは俺が餅を千切ることになると思っていた

あなたの実家は厳しい方だろうか。両親との関係はどうか。それぞれに思うところはあっても、結局は人による、としか言えないのではないか。
家族と良い関係を築けているなら、まったくもってあなたのおかげであり、 残念ながらそうではないのなら、それは一切合切あなたの責任ではない。


恵まれていようが恵まれていなかろうが、その受け手となるのは当人しかおらず、 当人以外の人間がいたずらに触れるのは愚かなことだと思う。 せめてお前は恵まれている・あなたは恵まれていない、 と呪われたくないし、呪いたくもない。


しかしまあ、世の中に緩い家と厳しい家があるなら、自分は、緩い家だったと思う。
金髪も、ロシア旅行も、二輪も、連日深夜に帰宅するアルバイト生活も、特に反対された記憶はない(覚えていないだけの可能性はある)。しかし、年に一日だけ、自由が許されない日があった。

12月30日、餅つきの日である。

餅をつく、というよりも生産する、という方が近いかもしれない。
杵と臼なんぞ使わない。電動の餅つき機である。 レクリエーションではなく、生産だからだ。
もち米を蒸すのは竈である。ガス火なんぞでとろとろ蒸していては日が暮れてしまう。


自宅で食するだけではなく、檀家として近所の寺に納めるためでもあった。 とても一般家庭とは思えない設備で蒸しあがったもち米が機械で捏ね上げられ、餅となる。その出来上がった餅――熱を帯びた巨大な塊――を必要な大きさにちぎっていくのは、場の主である祖母の役割だった。


祖母が千切った餅を丸める、丸める、丸める。 餅を丸めたり、整形された鏡餅をうちわで扇いで冷ましたりすることが、物心ついた頃から私や兄の役割であった。


そして、いつかは、つき上がった餅をちぎる役割りに回るものかとおもっていた。


先述の通り、つきたての餅は非常に熱い。炊き上がってすぐの炊飯器に手を突っ込んで、おにぎりをつくる行為を想像してもらえると、たぶん近い。そんな異常で慣れと技術が必要な役割を担う、それが大人の役割であるように思われたからである。基本的には祖母が担当し、いくらかは両親にも”相伝”されていた。


数年前から、餅つきの規模が大きく縮小された。
理由は単純、生産者の高齢化である。 それでも、細々とは続けていくものと思っていたが、ついに昨年、完全外注となった。まあつまり普通に餅屋から買ったというだけですが。餅屋、餅は餅屋という言葉以外でたぶん初めて使ったな。


そんなわけで、あの家で餅がつかれることはもうなく、私が餅を千切る日は訪れそうにない。
中小企業の倒産・廃業理由の多くは、後継者の不在である、 と聞き及んでいたものの、まさかこんなところで、 それを実感するとは思わなかった。


自分の家で餅をつく、なんてことは田舎では比較的ありふれたことだろうし、それが突然終わりをむかえるのもまた、よくある普通のことであると思う。普通とはなにか。歳を食っても分からないことだらけである。


この文章、2年前の年末年始に8割方を書いて寝かせていたものだった。その間、さらに老人たちの老いは進み、鬼籍に入った者もいる。合掌。
書き始めた当初、結局なにが言いたかったのかは、自分でも最早よく分からない。しかしともかく、普通という言葉で、他人を呪いたくもないし、他人に呪われたくもない、という決意と願望を新たにしたことは確かである。今年もお世話になりました、来年もよしなにどうぞ。

たとえ明日世界が滅びようとも、今日ホットクックで8皿分のカレーを仕込む

そんで3皿分食って寝るってわけ。

ホットクックとは

電気無水調理鍋、調理家電、高機能炊飯器。
適切に切った材料・調味料を放り込み、スイッチオンで加熱・撹拌を全自動、料理が完成する、という代物。
通常であれば、

  1. 材料を準備して必要な大きさに切り出し、
  2. 火の通り具合を見つつ順次材料を加え、
  3. その後火加減の調節・調味etc

という具合に1時間〜2時間くらいは大なり小なり料理に意識リソースを割く必要があるような料理でも、①の作業さえすればあとはすべてホットクック君におまかせできる。端的に言えば、カレーとかシチューとかが10分フラットの手間でできる。



アウトプットの品質について

めちゃくちゃにすごいのかと問われると、まあまあ美味いといったところ、しかし少なくとも普通に作るのと遜色ないかそれ以上の味。ほぼ自動でできるもの、という前提ならば文句無しの一語なので、もうこれでええやんという気持ちになる。20時に飯屋がしまっても安心。よーしおじさんネットスーパーデビューもしちゃうぞぉ。

なぜ買ったか

勝間和代氏が激推奨しており、前々から興味はあったものの踏み切れずいたところ、「結婚した兄にn円のお祝い金を渡したところn/2円のアマギフが送られてくる」という事案が発生したことが決定打であった。
新型はいろいろ高機能らしいですが勝間和代氏が古いのでも別にええ言ってたので型落ちモデルにしました。みんなも動画を見てカツマーになろう。

所感

我が家で絶賛活躍中の時短家電は、ロボット掃除機、食洗機、そしてホットクックとなった。
これらはなくてはならないもの、となったが、それぞれ万人に対して有効なものではないこともまた事実。うちもドラム式置けないし。
でも時間を買えている感はすごいのでしつこく薦めていきたい。ジェネルン共々、ご検討のほどよろしくお願いします。

新型コロナウイルス ミス

みなさんいかがお過ごしでしょうか。僕は元気です。

はてさて、ステイホームにもすっかり飽きたある日の25時、
携帯が震えたので確認すると、下記の通知が表示されていた。


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新型コロナウイルスに曝された可能性があるぞい、の図

なんてこったいということで早速アプリを確認、しかしそこには、接触は確認できませんでした、の文字。
一通り調べてみて判明したのは以下。

  • 上記状況(通知あり、アプリ表示なし)は既知のバグ
  • アプリというよりはiOSの問題に近い
  • チェックの詳細を確認して「一致したキーの数」が1以上であれば、結論として「感染者との接触が有った」と思われる
  • 本人もしくは周囲に「感染者」もしくは「体調不良者」がいなければ、連絡は不要
  • 合わせて、無条件かつ迅速に検査が受けられる……なんてこともない
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これの確認の仕方もめんどくさいのでぐぐってください(忘れた)

会社にも連絡したが、通知のみの場合は行動制限なし、とのことだった。
幸い、自覚症状なし、高リスク群との接触なし、リスク行動(の心当たり)なしのため、検査も希望せず。病院に行くほうがリスクであろうという判断もある。結果、特に変わったこともなく通知から2週間が経過した。

通常であればいつごろ接触があったかもアプリ上で確認できるらしい。今回はバグのため確認不可……と思ったら下記サイトにハッシュを入力すれば確認可能。

Search for Hash keys (CACAO Test)

これによれば接触があったのは8月23日。この日は出社しており、都内を走る電車に往復で小一時間乗車していたことになる。公称の1m以内かつ15分以上の接触となると人数がごく限られるし、(記憶の限りだが)周囲にリスク行動を取っている人間もいなかった。また、その後、アプリアップデートにより、接触通知条件が調整されたということだった。以上を総合して、この通知自体もfalse alarmだった可能性が高いと考えている。
とはいえ、アプリを取り巻く状況も刻一刻、変化・改善していくはずなので、ココアのインストール強く推奨します。

通知があった瞬間と、通知があった旨を2週間以内に接触があった人間に知らせる時は、流石に多少ビビりました。
よろしくお願いします。


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