I think so 思う

めざせもののほん

Apple MusicとSpotifyを比較検討して、Apple Musicを選んだ話

結論

Apple MusicとSpotifyを比較した結果、Apple Musicに切り替えた。

前段

最初に、音楽のストリーミングサービスに課金したのは数年前のApple Musicである。その際は邦楽がどうにも弱く、月々の料金を払うほどの魅力を感じなかったので、無料期間で解約してしまった。 その後、今年に入って、Spotifyに登録した。最初は無料で使っていたが、TSUTAYAでしこしこCD借りてこずとも、聴きたい曲を聴きたいときに聴ける利便性は圧倒的で、すぐにプレミアム登録した。3ヶ月100円キャンペーンの存在も大きかった。

ふたたびApple Music

ということでSpotifyで快適な音楽ライフを満喫しているところに、ふたたびApple Musicを無料体験できるという案内が届いた。ちょうどライブに備えて予習をしたかったYUKIの曲がSpotify対応しておらず、ナイスタイミングとばかりに登録してみた。

AppleMusicとSpotifyに彼氏はいるの?年収は?学歴は?

以下の観点で比較した。

曲の充実具合

Apple Musicの方が良い。*1最終的にはこれが決め手である。数年前、最初に登録していたときは記憶にあるだけでも「くるりのアルバムがNIKKIだけしかない」「サカナクションは未収録」*2など色々なんでやねんという感じだったが、今は問題なし。邦楽のカバー範囲はApple Music のが強いと感じる。具体は下記。

蜂と蝶

蜂と蝶

WHOOO

WHOOO

  • OZROSAURUS
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥150

Weekend

Weekend

機能・UI

普通に音楽を聴くだけであればSpotifyに何の不満も無いのだが、過去にiTunesで購入した曲の扱いがやや面倒だった。思えば両親に買い与えてもらった初代iPod nano以降、10年以上iTunesで音楽を管理してきており、そのあたりも「iTunesで一本化できるなら、それで構わない」という判断を後押しした。

その他

おすすめプレイリストやサジェスト機能なんかはSpotifyの方が精度が良いと感じる。Google Home miniとの互換性も、Spotifyは文句無し、Apple Musicはゴリゴリのハックが必要になるのでやってないし、今後も多分やらない。

雑感

どこかの記事で見た「Spotifyは本当に音楽が好きな人間がつくっていることが伝わるサービスである」という言説はほんまそれ、という感じ。が、如何せん「聴きたい曲が聴けるかどうか」問題は大きかった。完。

*1:あくまで自分の趣味範囲内では、Spotifyでは聴けるがApple Musicにはない、という曲はなかった。

*2:「Hey, Siri. サカナクション流して」とかCMやってたあたり、なんでやねん感が引き立つ

披露宴と二次会のスキマ時間銭湯のすゝめ

結論

披露宴と二次会の合間に、銭湯に行け。

ありがたいことに、結婚式に参加させていただく機会が継続してある。累計の参加回数が二桁に達すると、結婚式自体に対する当初の緊張のようなものは薄れてきた。しかし、何度参加しても、幸せそうな新郎新婦を見ながら焼き立てのパンにバターを塗りたくり*1、真っ昼間から酒を呑むのは良いものである。

しかし、毎回毎回微妙に困るのが、披露宴と二次会の間の時間である。進行が押した場合のバッファや新郎新婦の準備時間として、披露宴のお開きから二次会の開始まで、1時間半~2時間程度設けるのが一般的である。会場への移動時間もそれほどかからない場合も多く、ただ待つにはやや長い時間で、手持ち無沙汰になりがちな感がある。

そこで、おすすめなのが「銭湯」である。

メリット

  • 適度にアルコールが抜け、二次会のビールがうまくなる
  • さっぱりする
  • その辺で茶をしばくのとさして変わらない安価で時間を潰せる
  • がっつり休憩できる(半日行事なので、意外と疲れるよね)
  • なんか楽しい!!!(最重要)

タクシーで大江戸温泉物語に行くとかいう愚行*2に走らなければ、安価に済ませることが出来る。タオルがレンタル出来る銭湯も多く、事前の準備も必要ない。せいぜい整髪料くらいだが、なんならコンビニで買えばよい。*3東京や大都市圏は意外と銭湯密度が高く、徒歩数分圏内にあることも多いし、タクシー1メータを許せばほぼ確実にある。

その他

受付・余興・司会etcに当たっている場合はそんな余裕はない。主賓への心遣いの10分の1でいいから、彼ら運営サイドのことを慮る心意気を持つとみんな幸せだと思います。

*1:マーガリン生まれマーガリン育ちのため、バターというだけでテンションが上がる

*2:1回やったけど、1時間で駆け抜けるそれは最高の贅沢であった

*3:今気づいたけど、この点女性は厳しいっすね

シベリア鉄道/スタカーン/スケベ/さようなら

travel.spot-app.jp

学生時代、シベリア鉄道に乗った。進行方向は東西逆で、途中イルクーツクで下車して滞在した点は異なるが、"外国人には推奨されていない"三等車に端から端まで乗った点は上記記事と同じ。


自慢では無いが私のロシア語力は、大学で第二外国語にロシア語を選択、5単位取るのに丸3年かける、という体たらくぷりで、当時ロシア語履修中にも関わらず、分かるロシア語は中1英語にも満たないレベルであった。実際、現地でロシア語はほぼ役に立たなかった。


自慢では無いがという書出しで本当に自慢にならないことを書く人生もあって良いと思う。海外で2〜3週間過ごしたくらいで変わる柔軟な価値観を備えて生きることも、自由であるのと同じように。


そんな中で、唯一役に立ったロシア語が「стакан(音:スタカーン、訓:コップ)」である。シベリア鉄道では各車両に、無料で無限に飲用のお湯が出てくるポットが設けられている。飲み物や即席麺をつくる際に湯を沸かす必要もなく、重宝する。しかし、当時、自分含めた同行者4人は、誰一人コップを持っていなかった。


周りを見ると、お湯のみならず、コップも貸し出してくれるようなのだが、それを車掌に伝えることが出来ない。このままではせっかく持参したインスタントコーヒーや紅茶を飲むことも叶わない。cupだのgrassだの言っても、英語は全く通じないため、ポカン顔である。


そのピンチを救ったのが、「スタカーン」であった。物珍しいのであろう日本人4人組に声をかけてきた車掌の甥っ子に「スタカーン」と伝えると、車掌室から4つのコップを持ってきてくれ、快適なシベリア鉄道ライフを送ることが出来た。


余談だが、コップは通常、車掌が販売するちょっとしたお菓子を購入することで普通に貸してくれる。チップ代わりみたいなものなのだろう。そういえばお菓子を売りに来た車掌を「日本人をナメるな!!」とばかりに拒絶した記憶もあり、周囲のロシア人たちは普通にお菓子を購入していることに気付いたのは、イルクーツク-ウラジオストク間の後半戦の車内であった。


記事の中で、車内の飲酒は原則禁止とあるが、普通に飲んでいるロシア人が多かったと記憶している。モスクワ-イルクーツク間では前述の車掌の甥っ子と酒盛りをし、チェイサーとして、こちらの虎の子のオレンジジュースをがぶ飲みされて閉口した。イルクーツク-ウラジオストク間では出稼ぎ労働者らしき男たちに、ウォッカのチェイサーにビールを飲まされ、フラフラになった。ロシア人たちは揃いも揃って酒が強く、冗談のような量のウォッカと、同量のチェイサーを飲む。


酒が入ると猥談に走るのは万国共通のようで、出稼ぎ労働者の男たちからは、卑猥な日本語を教えろと言われた。上記の記事の最終盤、patoさんが旅の相棒に日本語を教える、という場面がある。外国人に教える日本語が「さようなら」というのは粋な話だ。私が教えたのは「スケベ」だけである。さようなら、スケベ。異国の地で、ウォッカを飲みながら「スケベ、スケベ」と連呼したことは、素敵な思い出だが、「さようなら」との落差には目眩がする思いである。


お返しに卑猥なロシア語も教えてもらったが、ノートに書きつけられ、私が発音する度に彼らが爆笑していたその言葉は、どういう意味なのかは分からなかった。帰国後、意味を調べようかとも思ったが、それほどの熱意がなかったこと、また周囲に相応のロシア語力を持つ人間が女性しかいなかったこともあり、今も意味は分からないままである。


およそ、あの旅で出会ったロシア人たちと再び出会うことは、無いだろう。あの日教えてもらった「ロシア語の下ネタ」の意味を知ることも、無くていいと思う。改めていい旅だったなと思います。

平成最後の7月をツイットで振り返る

下記、自己評価に比してFavが伸びなかったツイット群であり、それらを羅列することでこの月をおおよそ振り返ろう、という自己愛の強い試みです。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

ソフトバンク光をスマートに解約する、たった一つの冴えたやり方

結論

2年自動更新プラン(いわゆる2年縛り)契約の24ヶ月目に、自動更新なしプランに変更すればよい。(完)

 

前段

 2016年4月にソフトバンク光と契約、当時はケータイもソフトバンクだったので

安易に選んだが、その後DMM mobileに乗り換えたこともあり、

2年更新のタイミングでDMM光への乗り換えを検討していた。

 

後段の屋根の上

んで、24ヶ月目にあたる3月末に解約したい旨の電話をしたところ、

「2年更新タイミングのため、違約金等は発生しません」からの「工事費負担キャンペーンは24ヶ月以内に解約された方は対象外のため、諸経費込みで10,000円です。」と宣告される。

 

つまり、

ソフトバンク光と契約したまま25ヶ月目を迎える→24ヶ月契約のため、工事費負担は発生しないが、2年縛り再度延長

今月中にソフトバンク光と解約→24ヶ月目で契約を解除したため、忘れた頃に工事費を負担する

という不自由な2択を強いられることになる。

 

そこで解になるのが、冒頭の「自動更新なしプランへの変更」。

これにより2年縛りを延長されることなく、かつ工事費負担10,000円も発生しない。

25ヶ月になった瞬間に切り替え、というのは出来ず、24ヶ月目も割高な自動更新なしプランとなるが、

そのままだと諭吉が飛んでいくところ、プランの差額1ヶ月分の4,900円-3,800円=1,100円*1で済ませられたのは

お得感がでかい*2。それにしても解約します、という話が一度は進みきってから工事費負担を以下略。

 

よい子のみんなは契約内容をよくよく確認しよう。

 

 

 

 

*1:2018-06-13 23:53修正。当初2,100円と書いていたのは爆裂計算ミス

*2:正確に言うと、25ヶ月目以降にどの程度継続するか次第で、もう少しかかることになる

1331日のフリッパーズ・ギター

 ※この曲→Creepy Nuts(R-指定&DJ松永) / メジャーデビュー指南【MV】 - YouTube

 

#2016年 #2017年 #買ってよかったもの #独り暮らし #独身男性

前段

こんにちは。丸の内OLです。

タイトルどおり、主に働きはじめ、一人暮らしはじめてから買ってよかったものをまとめました。

もともとこういう系のブログ記事が好きで、自分でEvernoteに書き捨ててたのだけど、せっかくつくったブログが2015年のツイットをまとめて終わりではアレかと思い、第二弾として書きます。

買ってよかったものたち

クロスバイク

もともと二輪に乗っていたけれど、就職(と引越し)を期に、乗る機会の減少や維持コストを考えて手放した。ので、代替の移動手段として購入。ママチャリとは明らかにスピードが違うし、安物だけどもかっこいいし、往復10kmくらいなら無理なく行けるし、意外と行動範囲が広がる。楽しい。
使っていない筋肉を酷使するからか、乗った翌日は謎の筋肉痛に苛まれていたが、慣れた。
 

 

腹筋ローラー

2000円しない価格で買える最強の筋トレ器具。腹筋が222888個に割れる。

 

  

Bluetoothスピーカー

もともとは枕元の有線スピーカーの代替品として購入。
電源ケーブル+有線接続の2本が消える(充電は異常によく持つ)ので配線がスッキリしてそれだけでもとてもよい。
さらに、持ち運べるのでキッチン、デスク、ベッドと取り回せるようになり、QOLのバクアゲを感じる。 

黒豆

何が出来るかというと、マルチリモコンというか、いろいろなリモコンの代わりになるよ、スマホから操作できるよ、というやつ。
主な用途は目覚まし。寒い時期は起床30分前に暖房全開+起床5分前に電気点灯。欲を言えば、自室の蛍光灯がもっと調光できるタイプなら緩やかに明るくするなど捗ると思われるが、まあこれで十分かな。
万を超える類似品もあるが、2000円ちょっとのこれで十分満足している
 

MacbookPro

タッチバー無い方。学割が効くうちに買いたかった。MBAからの買い替えだけど、ベゼル黒のほうがやっぱりかっこいいと思います。多少重いけど基本据え置きなので無問題。
余談ですが、購入時にツイッタで、いつかどこぞで見て憧れていた「腹減った。マック買うか。」→「(Macbookの画像)」というブルジョアギャグをカマした所、驚くほど反応が無くて笑った。
 

 

OmmWriter 

起動は全画面固定で、書くことしかできなくなるアプリ。Macがタイプライターと化すイメージ。専用の音楽+タイプ音付きで、ヘッドホンを使っての使用推奨、というキワモノ。書いていて陶酔感に浸れるので、とてもよい。このあたりは人がポメラに求めるものの一部なのかもしれない。

自分は文房具好き、万年筆好きをこじらせているところがあるが、これはデジタルの中でのアナログを実現してくれる。今少し雑なことを言いました。

www.ommwriter.com

 

炭酸水(ウィルキンソン)

風呂上がりに飲むと旨い。寝起きに飲むと目が覚める。
他の炭酸水に比べると、炭酸が強いので結果抜けにくい、抜けてもまずくないなどがあり、ウィルキンソンに落ち着いている。
 

Kindle Paperwhite

最高。ジャンル問わず、全てKindleで買うようになった。
まず何より欲しい本を1タップで買えて1分後には読めてるのがすごい。AmazonPrimeでもその数百倍の時間は優にかかることを思うと、Time is Moneyであり、Speed is Powerであるとジョブズが枕元に立って囁いている気がしてくる。今少し雑なことを言いました。
ハイライトをEvernoteに集約して、手書きメモと合わせて溜め込むことで、
ステマチックに読書の記録を残そうと試みたりしている。楽しい。

 

DSC-RX100

無印の方。3年半前に買って九州にはじまり北海道から台湾まで連れ回していたが、ついにシャッタがイカれ、今年15k費やして修理した(のでここに入れた)。一眼ほどではないにせよ(ぎりぎり)ポケットに収まるサイズにしては、明確にスマホよりきれいな写真が撮れる。
撮っていていて楽しいカメラ。これが気に入ったら一眼に手を出すかなと思ったけど、
これで十分満足しているところがある。
 

iPhone SE

格安SIMに乗り換えたので。これに限らず、触れる時間の長いものには惜しみなく投資をすべきであると感じるわけですね。

微妙だったもの

babmoo slate

買ったは良いが高価なおもちゃになりつつある。
紙に書く→iPhoneのスキャンアプリで電子化で全く問題ないのと、ペンがイマイチなのが敗因か。

Kindle Unlimited

無料だから、という理由で制限された選択肢の中から本を選ぶのが本当にイマイチで、そのとき一番読みたい、読むべきだと思う本を読むのがよい、という当たり前の結論に至った。「本は買って読め家は借りて住め」という言葉もありますし。といったことには無料期間中に気付いたが、解約し損ねて1ヶ月分は課金した。
ただ、麻雀小僧を全巻読んだので元は取ったと思う。 
麻雀小僧 16 完結 (近代麻雀コミックス)

麻雀小僧 16 完結 (近代麻雀コミックス)